『よしりん辻説法４
美女の箱舟』
（光文社）
絶賛発売中！！

世界経済フォーラムが毎年発表する
「ジェンダーギャップ指数」、
日本は今年、世界156カ国中120位！

…てなことでヒステリック・フェミが
ギャーコラ騒いでおりますが、
その「ジェンダーギャップ指数」
なるものが、どういうやって算出されて
いるのか調べたら、これがトンデモな代物！

以前はよしりん先生も
ジェンダーギャップ指数を取り上げて
日本の女性の地位が低いと
言ったことがあるけれども、
（『美女の箱舟』にもそういうセリフあり）、
調べて間違ってたら間違ってたと認めて
正すところがよしりん先生の凄さです！
ジェンダーギャップ指数の正体については
ＳＰＡ！連載の『ゴー宣』125章で
描かれる予定です！

さて、この「ジェンダーギャップ指数120位」
を鵜呑みにして、猛烈に怒りまくっているのが
かの田嶋陽子氏。

「『G7で最下位』という言い方もまだおごりがある」

「日本では、家事労働その他すべてを女に
ただ働きさせて、それで経済発展を遂げてきた」

「結婚制度は女性にとって一番差別的な制度」

「これまでの家父長制をやめるためには、
“男らしくしろ” “女らしくしろ”といった
社会規範を押し付けないことが一番大事」

まだまだ言ってて、以前ならこういうの読むと
ムカついていたのですが、今ではちょっと
笑みを浮かべて生温かく見守ってやろう
という気分になっています。

なぜなら、『美女の箱舟』説法三
「フェミニズムの上にも三年」
を読んだからです！

ここでは田嶋氏の功績や
キャラの面白さも十分認めた上で、
その思想の矛盾点、破綻点を
容赦なく指摘し、なぜそうなったのかという
残念でカワウソ～な事情も解き明かし、
田嶋陽子を超えるフェミニズムの
あり方まで提示しています。
ギャグも交えて、たった8ページで！

これを読めば田嶋陽子という人に
対しても寛容になれて、真の
女性の地位向上を目指そうという
広い心になれること、間違いなし！
これはお勧めです！！

ところで田嶋さん、
「男の特性、女の特性をつくらない平等な社会、
田嶋陽子は田嶋陽子で生きられるような
社会になっていけばいい」って言うけど、
「男でもない女でもない田嶋陽子」って、
それ、どんな生物？